ここでは、弊社のアクセス解析システム『アクセク』で採用している訪問者のチェックアルゴリズムについて解説いたします。
まず最初に、訪問者の数をカウントする上で大事な2重訪問者とは何でしょうか?
2重訪問者とは、不正にアクセス数を上昇させるために「最新の情報に更新」などを連打し、アクセス数を異常に上昇させる訪問者のことをいいます。アクセス解析を行なう場合、こういった2重訪問者を排除しなければ、より正確な情報を掴む事ができませんので、2重訪問者を排除するために通常はIPチェックというもので、2重訪問者を排除しています。
では、この2重訪問者のチェック方法であるIPチェックとはどういうものなのでしょうか?
IPチェックについて簡単に説明すると、インターネット上でホームページを見たり、メールを送受信したりする場合、インターネットを利用しているユーザーを識別するために、必ず各ユーザー固有の番号を持っています。この固有の番号がIPアドレスになります。
当然、お客さまのホームページを見にこられる方も、このIPアドレスを持っており、ホームページを見に来るときには「私はIPアドレスですから、ホームページを見せてください。」とリクエストをかけてきます。すると、お客さまのホームページが「どうぞ見て下さい。」といった返答を返すことによってホームページを見てもらっているのですが、このリクエストをかけてきたときの「IPアドレス」を記憶しておき、連続してリクエストしてくるIPアドレスを排除してアクセス数をカウントする方法がIPチェックになります。
弊社のアクセス解析システム『アクセク』は、通常のアクセス解析システムとは異なり、お客様サイトの全ページを対象にアクセス解析を行なうことを前提に開発をしています。
通常のアクセス解析システムは、トップページなどの特定のページを対象にアクセス解析を行っており、サイト内を移動する事を前提に開発されていません。したがって、通常のアクセス解析システムの場合、お客さまのサイトに訪れた直前のIPアドレス(訪問者特有のID)を記憶しておき、今回訪れたIPアドレスと比較するIPチェック法で二重訪問者のチェックを行なうことができます。
しかし、弊社で開発していますアクセス解析システム『アクセク』は、全ページを対象としてサイト内を移動する事を前提に開発しているため、通常のIPチェックだけでは正確な値を導くことができません。そこで、『アクセク』ではIPアドレスによるIPチェックだけではなく、リンク元、お客様サイト内のホームページアドレス(URL)でもチェックを行なうことによって、より正確な値を取得しています。
ここで、より詳しく具体的に訪問者のチェック方法について解説すると、お客様のサイトを一つの店舗、各ページを様々な商品の売場とお考え下さい。
お客さまの店舗へ訪問される方は、他の店舗からお客様の店舗に移動されてきたときが、訪問者となります。
しかし、IPチェックのみの確認方法だと、2名以上のお客様が代わる代わる売場を移動した場合、直前に訪問されたIPアドレスが売場間を移動するたびに変更されるため、訪問者数はサイト内を移動するたびにカウントされていき、正確な値を取得することができません。
その点、『アクセク』で採用しています訪問者のチェックアルゴリズムは、IPアドレスで「誰が」、リンク元で「どこから」、お客様のサイト内のURLで「どこに」をチェックすることによって,訪問者の数をより正確に導き出されようにしています。